転職クエスチョン

初転職でキャリアチェンジを実現したノウハウを公開してます。現在は転職エージェントに勤めており、転職活動やキャリアのリアルな情報をお伝えします。

【おすすめ】20社以上を利用した私がおすすめする転職サイトと転職エージェント

私は、右も左も上も下も前も後も分からない状態から転職活動をスタートしましたが、転職活動の進め方を知ることを最初のターゲットに置いたことで、初めての転職活動でキャリアチェンジを叶えることができました。

 

この記事では、20社以上の転職サイトと転職エージェントを利用した転職活動を通じて知ることができた、転職サイトと転職エージェントの特徴やお役に立つ情報をご紹介します。

 

目次

 

 

 

転職サイトと転職エージェントなどの違いについて

最初に転職サイト、転職エージェント、口コミサイトの違いについて説明します。

 

転職サイトとは

転職サイトは、サイトに掲載されている求人を自分で検索し、興味のある求人に自ら応募するサービスです。企業と直接連絡を取りながら、応募から面接まで担当のアドバイザーはつかない状態で進めていきます。

 

転職サイトのメリットは、アドバイザーがいないので、自分のペースで転職活動を進めることができることです。また、大量に求人が掲載されているので、年収や勤務地など、自分が興味のある求人に応募することができます。

 

一方のデメリットは、転職サイトからの応募者は多いため、選考に工数をかけたくない企業が学歴や会社、転職回数などでフィルターを設定し、一律の基準に満たない方をお見送りとすることがあるためです。

 

求人サイトのメリットはありますが、企業や求人の良し悪しを見極めるのは非常に難しく、「正攻法だと通過しにいけど○○のスキルを見て欲しい!」と思う場合は、書類選考の通過率を高めるために、転職エージェントと併用することをおすすめします。

 

転職エージェントとは

転職エージェントは、コンサルタントやキャリアアドバイザーが、経験やスキル、希望条件を元に適した求人を提示してくれる転職支援サービスのことをいいます。また、最初の面談から応募、面接、入社まで一連のフェーズで転職活動支援をしてくれるため、転職活動の進め方や、客観的なアドバイスが欲しい方におすすめです。

 

履歴書や職務経歴書などの応募書類の作成や面接対策を行ってくれる上に、転職エージェントから企業に書類選考依頼を行う際は、推薦文を添えて推薦されるので、選考通過率を高める期待があります。

 

また、直接企業とやりとりを行う転職サイトを利用した場合は、日程調整や質問に対して企業に返信しなければならないので、文言1つ1つを考えるのに非常に神経を使いますが、転職エージェントの場合は全て間に入ってくれるため、工数や精神的な負担が減ります。

 

転職エージェントは転職サイトでは公開していない求人を扱うことも多いため、転職活動で登録することを強くおすすめします。

 

口コミサイトとは

転職サイトや転職エージェント、企業サイトだけでは、リアルな情報を十分に得られない可能性が在ります。人生の大きな決断を情報不足の状態で行ってしまうことは非常に危険です。

 

口コミサイトには、実際に勤めている(いた)従業員の「どんな社風か?」「給与はどう?」「退職理由は?」などの口コミが投稿されています。転職サイトや転職エージェントで取り扱っている多くの企業が掲載されています。

 

退職した方はかなり辛辣な投稿をしますし、部署や一緒に働く人によって環境は大きく変わるので、全てを鵜呑みにしてはいけないことがポイントです。

 

私は、「年収の相場観」、「社風」、「退職理由」を特に参考にして、入社の判断に利用しました。ちなみに、今勤めている会社の口コミは、非常に的をえていると思います。

 

最もおすすめの転職サイト、転職エージェントについて

20社以上の転職サイトと転職エージェントを利用した転職活動を通じて、特におすすめの転職サイト、転職エージェントをご紹介します。

 

リクルートエージェント

私は転職活動の初期は中小のエージェントを利用しましたが、知人に転職エージェントのリクルートエージェントをおすすめされて登録したら、まさに感動レベルのサービスでした。

 

非公開求人数が業界最大級で約10万件、求人の入れ替えもあるので、見ても見切れないほどの圧倒的な求人数でした。

 

また、私を担当してくれたキャリアアドバイザーは、私の経験から自分では気づかなかった強みを引き出してくれ、やりたいことが明確でなかった私の将来のビジョンを一緒になって考えてくれました。

 

一方で、担当のキャリアアドバイザーによってサービスの質が異なるという話も聞きます。また、おすすめ求人を自動的に送付してくれるのですが、希望とは異なる求人も多かったのは、いまいちでした。

 

同じリクルートキャリアという会社が運営する転職サイト、リクナビNEXTと併用することを強くおすすめします。

 

転職活動をする際は、また登録したいサービスです。

リクルートエージェント

 

JACリクルートメント

もし転職エージェントを3つに絞るとしたら、必ず登録したいのがJACリクルートメントです。

 

営業担当があキャリアアドバイザーを兼ねているので、特定企業とのリレーションが極めて強く、書類選考、面接の通過フォローや年収交渉やに圧倒的な強みを持ってます。

企業のリアルな情報をたんまりと持っているので、入社先検討に非常に役に立ちました。

 

求人数は圧倒的とは言えませんが、取り扱いは多く、特に大手企業や外資系に強い印象です。年収をあげたり、ハイクラス求人を求める場合は非常におすすめです。

パソナキャリア

人材派遣会社大手のパソナが運営する転職エージェントのパソナキャリアにも登録し転職活動を行いましたが、求人の幅広く量も多く、大手の転職エージェント他社が扱っていない求人も多数あり、とても重宝しました。

 

転職エージェントのパソナキャリアは、企業を担当する営業担当者と私たちに向き合い面談と転職活動の伴走をしてくれるキャリアアドバイザーが別々にいるので、面談の中で自分が考えてもいなかった視点からの掘り下げや提案をしていただきました。

 

担当が別が故に、キャリアアドバイザーの求人企業への知識が一部いまいちな点もありましたが、分からない部分は企業担当に確認してフィードバックしてくれるので、大きな問題ではありませんでした。

 

パソナキャリア

 

リクナビNEXT

業界最大手のリクルートキャリアが運営する転職サイト、リクナビNEXTは求人数が非常に多く、転職エージェントでは取り扱わないような求人を中心に応募しました。また、転職エージェントに比べて未経験者を募集する求人も多かったため、キャリアチェンジを目指していた私にとっては、非常に重宝させていただきました。

 

リクナビNEXTには、「履歴書」「職務経歴書」を作成できるツールがあります。ここで原型を作成して、転職エージェントとの面談の際にアドバイスをもらうようにした結果、非常に内容の濃いアドバイスをもらうことができました。

 

企業や転職エージェントからもスカウトが届きますが、大量に届き過ぎる点が、いまいちでした。

 

同じリクルートキャリアが運営する転職エージェント、リクルートエージェントとの連携機能もありますので、併用して利用することをおすすめします。

 

 

転職サイト、転職エージェントを利用する上での注意点 

 求人を出している企業はどうしても人が欲しいから求人を出しています。そのため、選考に通過すれば是が非でも入社して欲しいと考えてるので、企業の魅力だけでなく、客観的に良し悪しを見極めることが大事です。

 

また、転職エージェントは、転職者の入社が決まると売上になるビジネスモデルのため、入社すること、より高い売上になる高い年収の企業に入社してもらいたいと考えてます。もちろん、転職者のことを第一に考えているキャリアアドバイザーが大半ですが、人の意見を鵜呑みにするのではなく、最後は自分の意思で判断することが重要です。

 

先に述べたとおり、転職サイト、転職エージェントを上手く使いこなすことが、キャリアの良い選択につながります。

私は、転職エージェントをメインに利用しましたが、面談で自分と違った視点でアドバイスしてくれたり、応募したい企業とのリレーションが強い転職エージェントを見極めていました。

リレーションが強いと年収交渉にも強みがあり、実際に前職の年収より100万円以上の年収を提示してくれました。

 

別な記事でも紹介しましたが、登録や転職活動をすることがイコール転職することにはなりません。転職活動を通じて自分の市場価値や転職した場合に入社できる企業を知ることで、そこで初めて転職するかどうかを決めればいいのです。

※参考にしていただければ幸いです

tenshoku-question.hatenablog.com

 

また、転職した直後も登録したり、キャリアアドバイザーと面談することをおすすめします。常に次になりたい状態をイメージすることで、現職で身につけるべきスキルや経験が明らかになるためです。辞めたい理由が出てきてからでは遅いので、時間を使ってでも先行的なアクションを行うことをおすすめします。

 

最後になりますが、私の転職活動の体験談をまとめています。

こちらも参考にしていただけますと幸いです。

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

【2020年8月版】新型コロナウィルスを受けた最新の転職市場と傾向は?

新型コロナウィルスの影響で、転職市場、企業の採用活動に大きな影響を与えていることは皆さんご存知かと思いますが、具体的に何にどのような影響を与えているのかが、いまいちよくわからない方もいらっしゃるかと思います。

 

そんな方のために、新型コロナウィルスが転職市場に与えた影響についてまとめます。

今後、同じような危機が発生した際に備えた備忘録として残したいと思います。

 

私の転職体験談を公開しています。

是非ともご覧ください。

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

こちらは私がおすすめする転職サイトと転職エージェントです。

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

求人、求職者、失業者数の動向

求人数、求職者数は厚生労働省、失業者数の動向は総務省から発表されています。

転職市場の大きな流れを把握したい時は、これらの指標を用いることが一般的です。

※約1ヶ月遅れで動向が発表されます

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                            出典:厚生労働省

有効求人倍率

2020年6月の有効求人倍率は1.11倍で前月に比べて0.09ポイント低下、約5年8ヶ月ぶりの低水準です。2019年からダウントレンドでしたが、2019年12月を過ぎたところからトレンドが強くなりました。

その後、新型コロナウィルスの影響で下落トレンドは強くなっています。

有効求人倍率は、転職市場をはかる最もメジャーな指標で、求人数と求職者数から算出されます。

しかしながら、新型コロナウィルスで転職活動を控えている方も多く有効求人倍率だけでは転職市場の動向を読みにくいので、より詳細なデータを見にいきます。

 

有効求人数

2020年6月の有効求人数は1,929,801人で、5月の1,938,331 人に対して約1万人分の求人が減少、前年同月比で約28%減少しています。

4月から5月の求人数の下落率は8.6%に対して、5月から6月は1.9%でしたので、求人数の下落トレンドは弱まりました。

しかし、前年同月比では約28%の減少ですので、社会に出ている有効な求人数は前年比で依然として減少していることがわかります。

 

2019年12月を過ぎたあたりから徐々に減少し始めていますが、新型コロナウィルスが問題視された時期と重なると行った見方がある一方、2019年末頃から大手製造業の採用が低調になり始めたことが要因との見方もあります。

 

有効求職者数

2020年6月の求職者数は1,835,032人、5月の1,761,499 人に対して、約7万人増加し、季節調整ベースでも約5.4%増加してます。

前年同月比でも3.5%増加しているので、求職者は増えていることがわかります。

2020年2月をピークにダウントレンドでしたが、ここで求職者数が増加してます。

6月は新型コロナウィルスの影響が若干おさまったことから、転職活動を始める求職者が増えたものと推測します。

 

完全失業者数

完全失業者は約195万人で前年同月より33万人の増加、直近では5ヶ月連続で増加してます。

完全失業者が増加トレンドにあることがわかります。

完全失業者33万人のうち19万人は勤め先や事業の都合による離職だったとのことで、依然として厳しい雇用環境が続いています。

宿泊業、飲食業、娯楽業などで就業者の減少が目立っています。

また、非正規社員を中心に雇用を減らす動きが続いています。

 

 

選考手段と選考の傾向

選考手段でWEB面接を取り入れる企業の増加

移動することや対面の接点を減らすことが企業、求職者にメリットがあるため、WEB面接を取り入れる企業が一気に増えました。

求人票の中にも「WEB面接可」と明記されている求人も多くなり、求職者もWEB面接が可能な求人を選びやすくなりました。

一方で、対面でないと選考の判断ができないと考える企業は、対面での面接を希望してます。

求職者が対面での面接を希望しない場合は面接が組まれること無く、選考が進んだ他の方の採用をもって求人クローズ、お見送りとなる状況も多く見られます。

「この時期に対面面接に行くことなんかできるわけない」と言う求職者も多いですが、企業にも採用の自由があることから、選考手段でミスマッチ、なんてことが起こります。

 

未経験者募集の求人は選考基準がより厳しい傾向に

転職市場の求人は、経験者募集と未経験者募集に大別されますが、未経験者募集の求人への選考ハードルが一気に高くなりました。

景気や業績が悪化すると人材育成する余裕が企業には無くなるので、未経験者の採用を抑制する傾向があり、今回も同様です。

それでも未経験者を募集する企業もありますが、そこに求職者が集中して応募するため、ライバルが増えた結果、ハードルが上がることも要因です。

この時期の未経験募集求人は「いい人がいれば」ぐらいの気持ちで企業が出していることもあります。

したがって、エージェントの視点からすると滅多に書類選考が通らない求人も、少なくはありません。

一方で経験者採用の求人は影響がないとは言えませんが採用活動は引き続き活発です。

売り手市場と呼ばれていましたがいまだに人材不足の課題を持つ企業も多い現状が浮き彫りとなりました。

 

採用活動に活発な企業

ネガティブな情報が主となりましたが、採用活動に活発的な企業や業界も多くあります。

・採用ハードルが上がったからこそ転職市場に良い人材を獲得できると考える企業

・新型コロナウィルスの流行以前から常に人材不足の職種や業界(接客職やサービス、小売系企業)

・新型コロナウィルス流行がきっかけで需要が高まったプロダクトやサービスを提供する企業(IT,WEB系企業等)

・生活必需品を扱う企業(食品、製薬、小売業界等)

 

新型コロナウィルスの影響で業績が悪化した企業

帝国データバンク社が「新型コロナウィルス関連倒産」として全国で245件(2020年6月12日現在)あると発表しています。(出典:帝国データバンク

 

国内ではダーバンなどのブランドを展開しているアパレル大手のレナウン社が東京地裁より民事再生の手続き開始の適用を受けたと発表しています。

また、オーストラリアで第2位の航空会社、ヴァージン・オーストラリアが経営破綻してます。

 

有名な大手企業でも取り巻く環境が劇的に変化した結果、業績に打撃を受けることがあります。

新型コロナとは関係がありませんが、安定と言われていた国内の大手メーカーが人員削減したり早期退職を募ったりしており、大手企業だから安心、と言う考え方は絶対ではありません。

転職先、就職先は最悪のケースを想定して選ぶことが重要です。

 

 

とは言っても、自分だけでは何をして良いのかわからないことも多いと思います。

何をしたらいいか、何をしたいかがわからない場合の記事を書いてますので、こちらも参考にしてみてください。

tenshoku-question.hatenablog.com

 

転職活動体験談vol.2 | 初めての転職活動だった私が面接を通過できた理由Part.2(転職理由と転職目的)

肉体労働系の仕事だった私が望んだ転職先は、知的労働職でした。

その中でも、企画職やコンサルティング営業職を中心に応募しましたが、キャリアチェンジを狙っていたせいか、書類選考通過率は2,3割程度でした。

従って、せっかく書類選考に通過した企業を面接で落としてしまうともったいないと考え、面接準備を徹底的に行いました。

何事も自分で納得しないと気が済まなかったので、本やネット、転職エージェントから面接対策の知識を収集し、自分で考え抜いて回答に落とし込みをしました。

その結果、1次面接の通過率は8割程度、最終面接も5割程度で、そこそこの通過率ではないかな、と思います。

転職活動初体験の私が、どのようにして面接を通過することができたか、ご紹介します。

 

まだご覧になっていない方はこちらもご覧ください。

tenshoku-question.hatenablog.com

こちらは私がおすすめする転職サイトと転職エージェントです。

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

 

準備したこと

多くの企業を受けますが、30分〜1時間の面接なのでどの企業でも聞かれることは同じです。

私が回答を準備した質問はこちらです。

・自己紹介(1分)

・自己紹介(3分)

・経歴

・強み/弱み + エピソード

・転職理由(辞めようと思っているきっかけ)

・転職目的(転職して実現したいこと) + エピソード

・職種/業種/会社の志望理由 + エピソード

・入社したら応募したポジションでやりたいこと、実現したいこと

これに加えて、過去の面接で聞かれた質問を転職エージェントから入手し、準備します。

 

どのような回答を作ったのか?

転職理由(辞めようと思っているきっかけ)

✔︎他責ではなく自責に捉えていること

✔︎辞めたいと思った原因を解消するように行動したけどダメだったこと

この2つの観点で、面接官が納得する回答を作りました。

 

他責とは、他人や環境のせいにすることです。

一例をご紹介します。

・希望部署への異動が叶わなかった

・会社の経営方針に落胆した

 

一方でこれらを自責に捉えると言い方が次のように変わります。

・希望部署は少数精鋭で倍率も高く、アピールできる実績やスキルを創り出すことができなかった

・経営方針を前向きに受け止めてきましたが、どうしても私の心の底にモヤモヤが残ってしまって、後ろ向きな気持ちを完全に排除できなかった

 

また、辞めたいと思った原因を解消するように働きかけを行ってきたことを伝えると加点要素です。

一例をご紹介します。

「会社のシェアが年々減少している理由は、競合に対してサービスが劣っている部分が致命的だったことです。そのため、上司やサービス企画部署を巻き込んで、現状→問題点の洗い出し→課題設定→改善案の提案のプロセスを推進してきました。しかしながら、投下できるリソースが無いとの理由から、経営判断で実現することはかないませんでした。」

 

転職目的(転職して実現したいこと) + エピソード

ここは最も頭を捻って考え抜くべきところです。

特にキャリアチェンジを目指す転職活動では、合否判断の半分近くをここが占めていると実感したためです。

転職して実現したいこととは、自分の社会人人生の中で成し遂げたいこととそのHowを言います。

”○○な人たちに○○になって欲しい”という目指したい状態が第一に言うべきことで、

”○○をやりたい”は第二ですので、優先順位を取り違えないよう注意してください。

なぜかと言うと、ビジネスは誰かの課題解決をすることで、物やサービスを売る、はあくまで手段でしかな無いのです。

会社内で、Howを先行して議論すると「何目的でやるの?」と聞かれてしまいます。

したがって、面接でも成し遂げたい状態を語れるように準備すると良いのです。

 

参考までにですが、会社や受けるポジションによるものの、成し遂げたいことの視野が広く、視座が高いと高評価を受けやすいと実感しました。

例えば、従業員の労務管理を行うシステムを企業向けに売る営業職とした場合を例にします。

A 「労務管理業務の負担を軽減し、人事職の労働時間を減らしたり、人件費の圧縮に寄与したい」

B 「事務に係る業務をシステム化し、本来人間の頭で考えるべき仕事に労働力をさけるような社会を作りたい。少子高齢化労働人口が減少しているため。」

Bが視野が広く、視座が高いと私は考えてます。

一方で、任される仕事はあくまでシステムを売ることなので、Bのような回答をした際に地に足がついていない人、とネガティブな評価を受ける場合もありました。

会社や応募ポジションによって、答え方を合わせた方が良いと考えます。

 

後日、Part.3を公開しますのでお待ちください!

 

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転職活動体験談vol.2 | 初めての転職活動だった私が面接を通過できた理由Part.1(自己紹介、経歴と強み弱み)

肉体労働系の仕事だった私が望んだ転職先は、知的労働職でした。

その中でも、企画職やコンサルティング営業職を中心に応募しましたが、キャリアチェンジを狙っていたせいか、書類選考通過率は2,3割程度でした。

従って、せっかく書類選考に通過した企業を面接で落としてしまうともったいないと考え、面接準備を徹底的に行いました。

何事も自分で納得しないと気が済まなかったので、本やネット、転職エージェントから面接対策の知識を収集し、自分で考え抜いて回答に落とし込みをしました。

その結果、1次面接の通過率は8割程度、最終面接も5割程度で、そこそこの通過率ではないかな、と思います。

転職活動初体験の私が、どうやって面接を通過することができたか、ご紹介します。

 

Part.2を公開してます。

是非ともご覧ください!

 

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こちらは私がおすすめする転職サイトと転職エージェントです。

 

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準備したこと

多くの企業を受けますが、30分〜1時間の面接なのでどの企業でも聞かれることは同じです。

私が回答を準備した質問はこちらです。

・自己紹介(1分)

・自己紹介(3分)

・経歴

・強み/弱み + エピソード

・転職理由(辞めようと思っているきっかけ)

・転職目的(転職して実現したいこと) + エピソード

・職種/業種/会社の志望理由 + エピソード

・入社したら応募したポジションでやりたいこと、実現したいこと

これに加えて、過去の面接で聞かれた質問を転職エージェントから入手し、準備します。

 

どのような回答を作ったのか?

自己紹介

「会社→部署と仕事内容→一言アピール(○○な人)→今日はよろしくお願いします」

こんな流れです。

ただし、特に部署と仕事内容を職務経歴書のまま言っても何も面白くありません。

例えば、

「人事部で新卒社員の研修を担当していました」

「新卒社員研修を担当し、社員に好かれるようなコミュニケーションを取れることを目標に育成しました」

のように、どんな思いを持っていたのかまで語れると面接の冒頭で面接官の興味をひくことができます。

 

経歴

経歴は長々と話しませんでした。

なぜなら長い話をして興味を持たれなかったらいい印象が残らなかったためです。

また、面接は双方向の対話が生まれるほど通過率は高いと思っていたので、面接官に質問をしていただくよう、経歴の説明は3分程度に抑えました。

自己紹介と違って実際の動き方をイメージしてもらうために、どこで誰に何をどうやって何した、のように5W1Hを意識して、仕事内容を説明しました。

 

強み/弱み + エピソード

強みは、

・その強みが発揮される場面をイメージしやすくすること

・強みが身についた理由は、偶然でなくて必然であることを伝えること

をイメージして伝えました。

強みの説明は、こんな構成でした。

「私の強みは○○です。具体的にはこんな時にこんなことを実現できます。」

 ※"こんなことができます"ではなくて”こんなことを実現”と伝えるのがミソ

「例えば、○○なことがありました。(状況) / 私は○○と思いました。(考え) / だから私は○○をしました(行動) / その結果、○○となりました。(結果)」

 ※具体例を、状況+考え+行動+結果の構成で話します。

 

弱みは、

・純粋に自分の弱いところをエピソードも交えて伝える

・弱みに対する克服をどのような考えで具体的にどのようなアクションをしているのか伝える

・弱みを部分的にも克服できたエピソードも伝える

ここに意識しました。

具体的な伝え方です。

「私の弱みは指示をすぐに理解できないことです。周囲は与えられた指示をすぐ理解して実行にうつせますが、私は理解できず実行にうつすのに時間がかかります。」

「ただ、顧客や品質、安全に関わる部分は間違った理解で行動しないようにしてます。上司や先輩に、指示に対する自分の理解を伝え、具体的なアクションをすり合わせて問題なければ行動します。」

「今では、指示を受けたタイミングでその内容を理解するようにし、会話の中で確認することで、理解までの時間を短縮するようにしてます」

 

 

 

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転職活動体験談vol.1 | 転職活動に踏み出せなかった私が転職活動をスタートできた理由

まずはじめに自己紹介させてください。

わたしは30代で、現在2社目の会社に勤めてます。

1社目は体力が物を言う肉体労働系の仕事をしてましたが、キャリアチェンジが叶い、現在はキャリアや転職活動のアドバイスをする人材紹介会社でキャリアアドバイザーをしてます。

体から脳に汗をかく仕事にかわり、未知の仕事と業界への転職を叶え、収入UPも実現することができました。

 

転職活動体験談vol.2を公開してます。

是非ともご覧ください!

 

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こちらは私がおすすめする転職サイトと転職エージェントです。

 

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 決して不満や不自由がなかった1社目

1社目は肉体労働系の仕事でしたが、体力には自信がありましたし、生活できる収入を得ていたので特に不満はありませんでした。

このまま勤めて定年するイメージを持っていました。

 

漠然としたモヤモヤが常に頭にある

当時は言語化できなかったのですが、漠然としたモヤモヤが常に頭にありました。

肉体労働が好きな一方、効率化や順序立てて仕組みを作ることも得意としていて、もっと頭を使ってみたい、のような思いを持ってました。

また、部下や後輩の教育を行う中で、悩みを聞くことや解決策を一緒に考えることにやりがいを持ち、人の役にたちたいという思いと、今の仕事内容にギャップを感じていたのかもしれません。

 

何もしなかった2年間

徐々に転職を視野に入ってきました。

しかし、転職サイトに登録したり職種や業界を調べるものの何をしていいか分からず、あれよあれよと言う間に2年の月日が経ってしまいました。

今では後悔してます。

 

間違いが全ての起点に

そんな中、自分では認識してませんでしたが転職エージェントとの面談を申し込んでしまったようで、面談日程の調整の連絡がありました。

面談なんて希望してませんでしたが、連絡をいただいた以上申し訳ないと思い、面談に行きます。

話を聞くだけと思ってったので応募もせず、面談後もボーッとしてましたが、なぜが届いたのは書類選考通過の連絡。

そう、自分は応募したつもりはなかったのに、転職エージェントが企業に応募していたのです。

後からわかったのは、自分が転職活動の進め方やルールを知らなかったので、話の齟齬が生じてしまったようです。

 

 

重い腰があがらなかった私の転職活動は、2つの間違いによってスタートしました。

走り出してみると、求人や企業が気になり、書類のブラッシュアップや面接の磨き上げが進みます。

転職活動を、いつしか楽しんで前向きに捉えてました。

 

転職活動をどのように進めたかは、また別の記事でご紹介します。

 

 

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転職活動に失敗する5つの例

過去の転職活動を振り返り、失敗したと感じる方は多いです。

失敗例を紹介し、他山の石として転職活動の進め方を考える一助になれば幸いです。

 

この記事はこんな方におすすめです

✔︎ 転職活動で気をつけるべきことがわからない人

✔︎ 確固たる意志と的確な判断をして転職活動を進めたい人

✔︎ 転職活動をするかしないか迷っている人

 

 

転職活動に踏み出せず転職時期が遅れた

転職したいと思っていても勇気がでず転職時期が遅れてしまうケースです。

・結婚や子育てとバッティングし選べる転職先が狭まった

・年齢を重ねたため未経験募集求人でなかなか選考通過できなかった

中途採用としては高めの年齢で入社したため周囲に比較してキャッチアップに苦労した

 

転職活動に踏み出せない理由は、転職活動をスタートすることが転職することとイコールと考えてしまう人が多いですが、それは違います。

転職活動をした結果、「隣の芝生は青くなかった」ことがわかり現職に留まる人はたくさんいます。

したがって、まずは勇気を出して転職エージェントに相談したり、応募してみましょう。(スタートすると心理的ハードルが一気に下がります)

 

※こちらの記事も参考にしていただければ幸いです

tenshoku-question.hatenablog.com

  

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

他の可能性を検討せず情報が偏りすぎた

希望する条件、職種、業界で転職したが、希望以外の可能性を検討しなかったケースです。

・住宅手当が支給されることを必須条件として企業を選んだが、昇給や退職金を考慮すると生涯収入が少なかった

・転職後、もっと良い職種や業界を知ってしまった

 

希望条件を「独立の可能性がより高い業界はないか?」「もっと収入が高い職種はないか?」のようにあえて否定的にみることが大切です。

 

 

転職すれば全てが解決すると信じてしまった

転職する理由をクリアすることができたが別な欲が出てきたケースです

・働き方は改善されたが、仕事のやりがいをもっと感じたくなった

・やりたい仕事軸で転職がかなったが、収入面で物足りなくなった

 

転職を目的化せず、手段とし、その先の何を叶えたいのかを考えてみましょう。

 

 

目の前の利益を選んでしまった

転職して希望はかなったが、数年スパンでみると希望がかなっていないケースです。

・年収は上がったが、その後の昇給幅が小さい会社だった

・やりたい仕事だったが、年齢を重ねるに連れて体力的に続けられない仕事だった

・尊敬できる上司の下で働くことを選んで転職したが、その上司が転職してしまった。

 

自分の望む環境がそこにあるのか、数年、数十年の長期視点で検討することが大切です。

 

 

転職活動の前に会社を辞めてしまった

会社を退職してから転職活動をはじめたケースです。

・同業界他社の選考を受けたら、働き方はどこも同じだった

・転職先が決まらず、収入の関係から諸々妥協して転職してしまった

年功序列で給与が高めだったので、選考で通過する企業は全て希望年収に届かない

 

自分の会社だとダメだ、と決め付けるのではなく、転職活動しながら他社と比較すると、もしかしたら希望する環境は自社にあるかもしれません。

ただし、勤務環境で耐えられず体を壊しそうであれば緊急性が高いので、先に退職することもあり得ると思います。

転職エージェントに相談すると良いです。

 

※こちらの記事も参考にしていただければ幸いです

tenshoku-question.hatenablog.com

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

経歴を嘘ついたらバレるのか?

履歴書や職務経歴書の経歴を一部加工して良いか、もっとわかりやすく言うと、嘘ついても良いか?と相談を受けます。

結論、正直に記載した方が良いです。

その理由やバレるのはどんなケースか、ご説明します。

 

こちらは私の転職活動体験談です。

tenshoku-question.hatenablog.com

 

どのような「嘘」がバレるのか?

在籍企業

短期離職をしたことや転職を繰り返して転職歴が多く、一部の企業に勤めた経歴を無かったことにしようとすることです。

転職回数を少なく見せたり、短期離職が無かったように見せようとしたりします。

 

入社手続のなかで社会保険の加入履歴や、会社が何らかの経緯で過去の在籍企業を聞いたときに、辻褄が合わないなんてことで発覚することがあります。

入社直後、場合によっては入社からしばらく経ってから発覚して、懲戒解雇になったケースもいくつも見てきました。

 

最近では3社経験とか5社経験等も珍しくはないですが、中には10社以上の経験を持つ方もいます。業界にもよりますが、転職回数が多いからと言って直ちに不利になる場合も少なくなってきているので、正しい記載をしましょう。

 

休職歴

体調を崩した等の理由で会社を休職したにも関わらず、その休職歴を記載しないことです。

一般的に、休職した場合は経歴に記載することとされてます。

職場環境が合わなかったり、酷い場合はハラスメントが理由で会社を休んでしまって、それを面接で深堀りされることで不採用になるのではないか、そんな不安も抱いてしまうのも無理はないです。

これを隠して入社した場合、源泉徴収票や住民税額から発覚するケースも起きているようです。

内定から入社の間に発覚した場合、内定取り消しになることも多いようです。

入社後に懲戒免職となる可能性は少ないでしょうが、リスクはあります。

 

収入

「前職の収入を考慮します」と言った場合に、できるだけ前職の収入を高く見せたいと考えて、履歴書や職務経歴書に、実際もらっていた額に上乗せすることです。

これも、入社前に源泉徴収票や直近の給与明細の提出を求められたり、入社後に税額の計算をして辻褄が合わず発覚するなんてこともあるようです。

私が担当した求職者で、その方は故意ではなくうっかりミスで収入を誤って伝えていたのですが、内定後にその経緯や原因をかなり突っ込まれ、入社するというのに不穏な空気になってしまったことがありました。

 

 

このように、嘘を記載するとバレる可能性が非常に高く、”経歴詐称”と指摘されて懲戒処分を受け、最悪のケースでは解雇になります。

 

嘘は書かず、事実を記載し、記載の仕方を工夫した場合は転職エージェントに相談しながら進めていきましょう。

 

 

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