転職クエスチョン

初転職でキャリアチェンジを実現したノウハウを公開してます。現在は転職エージェントに勤めており、転職活動やキャリアのリアルな情報をお伝えします。

転職活動体験談vol.2 | 初めての転職活動だった私が面接を通過できた理由Part.2(転職理由と転職目的)

肉体労働系の仕事だった私が望んだ転職先は、知的労働職でした。

その中でも、企画職やコンサルティング営業職を中心に応募しましたが、キャリアチェンジを狙っていたせいか、書類選考通過率は2,3割程度でした。

従って、せっかく書類選考に通過した企業を面接で落としてしまうともったいないと考え、面接準備を徹底的に行いました。

何事も自分で納得しないと気が済まなかったので、本やネット、転職エージェントから面接対策の知識を収集し、自分で考え抜いて回答に落とし込みをしました。

その結果、1次面接の通過率は8割程度、最終面接も5割程度で、そこそこの通過率ではないかな、と思います。

転職活動初体験の私が、どのようにして面接を通過することができたか、ご紹介します。

 

まだご覧になっていない方はこちらもご覧ください。

tenshoku-question.hatenablog.com

こちらは私がおすすめする転職サイトと転職エージェントです。

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

 

準備したこと

多くの企業を受けますが、30分〜1時間の面接なのでどの企業でも聞かれることは同じです。

私が回答を準備した質問はこちらです。

・自己紹介(1分)

・自己紹介(3分)

・経歴

・強み/弱み + エピソード

・転職理由(辞めようと思っているきっかけ)

・転職目的(転職して実現したいこと) + エピソード

・職種/業種/会社の志望理由 + エピソード

・入社したら応募したポジションでやりたいこと、実現したいこと

これに加えて、過去の面接で聞かれた質問を転職エージェントから入手し、準備します。

 

どのような回答を作ったのか?

転職理由(辞めようと思っているきっかけ)

✔︎他責ではなく自責に捉えていること

✔︎辞めたいと思った原因を解消するように行動したけどダメだったこと

この2つの観点で、面接官が納得する回答を作りました。

 

他責とは、他人や環境のせいにすることです。

一例をご紹介します。

・希望部署への異動が叶わなかった

・会社の経営方針に落胆した

 

一方でこれらを自責に捉えると言い方が次のように変わります。

・希望部署は少数精鋭で倍率も高く、アピールできる実績やスキルを創り出すことができなかった

・経営方針を前向きに受け止めてきましたが、どうしても私の心の底にモヤモヤが残ってしまって、後ろ向きな気持ちを完全に排除できなかった

 

また、辞めたいと思った原因を解消するように働きかけを行ってきたことを伝えると加点要素です。

一例をご紹介します。

「会社のシェアが年々減少している理由は、競合に対してサービスが劣っている部分が致命的だったことです。そのため、上司やサービス企画部署を巻き込んで、現状→問題点の洗い出し→課題設定→改善案の提案のプロセスを推進してきました。しかしながら、投下できるリソースが無いとの理由から、経営判断で実現することはかないませんでした。」

 

転職目的(転職して実現したいこと) + エピソード

ここは最も頭を捻って考え抜くべきところです。

特にキャリアチェンジを目指す転職活動では、合否判断の半分近くをここが占めていると実感したためです。

転職して実現したいこととは、自分の社会人人生の中で成し遂げたいこととそのHowを言います。

”○○な人たちに○○になって欲しい”という目指したい状態が第一に言うべきことで、

”○○をやりたい”は第二ですので、優先順位を取り違えないよう注意してください。

なぜかと言うと、ビジネスは誰かの課題解決をすることで、物やサービスを売る、はあくまで手段でしかな無いのです。

会社内で、Howを先行して議論すると「何目的でやるの?」と聞かれてしまいます。

したがって、面接でも成し遂げたい状態を語れるように準備すると良いのです。

 

参考までにですが、会社や受けるポジションによるものの、成し遂げたいことの視野が広く、視座が高いと高評価を受けやすいと実感しました。

例えば、従業員の労務管理を行うシステムを企業向けに売る営業職とした場合を例にします。

A 「労務管理業務の負担を軽減し、人事職の労働時間を減らしたり、人件費の圧縮に寄与したい」

B 「事務に係る業務をシステム化し、本来人間の頭で考えるべき仕事に労働力をさけるような社会を作りたい。少子高齢化労働人口が減少しているため。」

Bが視野が広く、視座が高いと私は考えてます。

一方で、任される仕事はあくまでシステムを売ることなので、Bのような回答をした際に地に足がついていない人、とネガティブな評価を受ける場合もありました。

会社や応募ポジションによって、答え方を合わせた方が良いと考えます。

 

後日、Part.3を公開しますのでお待ちください!

 

tenshoku-question.hatenablog.com

 

 

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