経歴を嘘ついたらバレるのか?
履歴書や職務経歴書の経歴を一部加工して良いか、もっとわかりやすく言うと、嘘ついても良いか?と相談を受けます。
結論、正直に記載した方が良いです。
その理由やバレるのはどんなケースか、ご説明します。
こちらは私の転職活動体験談です。
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どのような「嘘」がバレるのか?
在籍企業
短期離職をしたことや転職を繰り返して転職歴が多く、一部の企業に勤めた経歴を無かったことにしようとすることです。
転職回数を少なく見せたり、短期離職が無かったように見せようとしたりします。
入社手続のなかで社会保険の加入履歴や、会社が何らかの経緯で過去の在籍企業を聞いたときに、辻褄が合わないなんてことで発覚することがあります。
入社直後、場合によっては入社からしばらく経ってから発覚して、懲戒解雇になったケースもいくつも見てきました。
最近では3社経験とか5社経験等も珍しくはないですが、中には10社以上の経験を持つ方もいます。業界にもよりますが、転職回数が多いからと言って直ちに不利になる場合も少なくなってきているので、正しい記載をしましょう。
休職歴
体調を崩した等の理由で会社を休職したにも関わらず、その休職歴を記載しないことです。
一般的に、休職した場合は経歴に記載することとされてます。
職場環境が合わなかったり、酷い場合はハラスメントが理由で会社を休んでしまって、それを面接で深堀りされることで不採用になるのではないか、そんな不安も抱いてしまうのも無理はないです。
これを隠して入社した場合、源泉徴収票や住民税額から発覚するケースも起きているようです。
内定から入社の間に発覚した場合、内定取り消しになることも多いようです。
入社後に懲戒免職となる可能性は少ないでしょうが、リスクはあります。
収入
「前職の収入を考慮します」と言った場合に、できるだけ前職の収入を高く見せたいと考えて、履歴書や職務経歴書に、実際もらっていた額に上乗せすることです。
これも、入社前に源泉徴収票や直近の給与明細の提出を求められたり、入社後に税額の計算をして辻褄が合わず発覚するなんてこともあるようです。
私が担当した求職者で、その方は故意ではなくうっかりミスで収入を誤って伝えていたのですが、内定後にその経緯や原因をかなり突っ込まれ、入社するというのに不穏な空気になってしまったことがありました。
このように、嘘を記載するとバレる可能性が非常に高く、”経歴詐称”と指摘されて懲戒処分を受け、最悪のケースでは解雇になります。
嘘は書かず、事実を記載し、記載の仕方を工夫した場合は転職エージェントに相談しながら進めていきましょう。
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