他に受けてる(併願)企業を選考中の企業に伝えた方が良いか
転職活動をしてる中で企業や転職エージェントから、「併願企業はありますか?」と聞かれることがあります。
「他の企業を受けてることを伝えると意欲低いと思われてないと答えた方がいいかな...」
「他に受けてるところの仕事内容や業界は伝えた方がいいかな...」
「何も伝えず、内定が出たときに併願企業あると伝えたら心象悪くなるかな...」
こんな悩みをお持ちの方も多いと思いますが、結論、”伝えた方が良い”です。
その理由を説明します。
併願企業を受けているのは普通のこと
採用担当の方もプロなので、求職者が併願で自分の企業を受けていることは普通のことと捉えています。
採用担当の目からしたら、自企業だけを受けていたら嬉しいですが、「周りのことが見えない人だったらどうしよう」みたいな不安を抱きます。
転職エージェントをしていて、併願企業があることにマイナスイメージを持つ採用担当もいましたが、感覚的には5%以下です。
併願企業を伝えることで自分に有利になる
併願企業があることを伝えると、採用担当も他社に意欲が流れないように気にします。
それが結果的に年収等の条件に有利に働くことになります。
また、選考スピードを合わせてくれることにもつながります。
例えば、A社はもうすぐ内定が出そうでB社はまだ1次面接の時、B社に併願企業を伝えれば選考日程を早めてくれたりします。
そうすると、2社から内定が出た場合は比較できます。
併願企業を伝えないことによるネガティブな印象
採用担当も人間なので、スキルや経験だけでなく、候補者と一緒に働きたいかどうか、人間性も見てます。
例えば併願企業ありませんと伝えていても、内定が出た時に併願企業ありますと伝えたらどう思うでしょうか。
賢いと捉えてもらえるかもしれませんが、隠し事する人のレッテルが貼られます。
ましてや入社した場合はその印象が採用担当だけでなく現場にも伝わるリスクもあるので、伝えておくことはベターです。
どこまで伝えたらいいのか?
社名までは伝える必要はないと思います。
仕事内容や業界まで伝えても良いですが、受けてる方向性がぶれてるとなるとイメージがネガティブに転じるリスクもあります。
面接で、「○○と言う思いから、○○業界の御社の○○の仕事をやりたいです!」と言ってるのに、「全然違うじゃん」と突っ込まれてしまいますよね。
実際に、軸がぶれてると判断されて、それだけでお見送りになった方もいらっしゃいますので慎重に判断しましょう。